ガールハントグランプリ直前対談
マスザワヒロユキ(ザ・ガールハント)×矢野仁志(サンプリングサン)×植木雄人(ダブルオー・テレサ)
SPECIAL[2015.07.16]
ザ・ガールハントが4年ぶりにライブ!
サンプリングサンとダブルオー・テレサという盟友2バンドをゲストに久々の『ガールハントグランプリ』が開催!解散してなかったの?って言わないで!ライブが入らなかっただけなんだから!…ですってよ!
わっしょい対談をしてまいりました。ライブ直前の予習にどうぞ!

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●あ、植木さん来ましたね。始めますか。
植木雄人(遅刻):久しぶりー!今日何すんの?
全員:わはは(笑)。
マスザワヒロユキ:7月18日、頑張ろう的なね。
植木:あ、これ、前に出したアルバムです!(皆に配る)
全員:わははは(笑)。
矢野仁志:おお、ありがとう。
植木:あ、これ(取材)始まってますね。
マスザワ:始まってんだ。
植木:もうこの辺がおいしいでしょう。ドア入ってきたときからが勝負なんだからさ!
マスザワ:その辺は変わってないね(笑)。
全員:(笑)。
マスザワ:一応ね、今日集まってもらったのは、7月18日の我々の企画にダブルオーとサンサンに出てもらうって事で、せっかくだから何かやりたいなという事でこういう対談を設けさせてもらったんですよ。
矢野:最初って、ワンマンでやろうっていう考えじゃなくて、(ライブ久々で色々)怖かったから対バンありにしたって事?
マスザワ:いやいやそういう事ではないです。でも、勿論復活と言うか…僕らそもそも活動休止してないんで。
植木:そうだよね、一回も活動休止って言ってないよね、そういうネガティブな話題は。
マスザワ:たまたまライブが入らなかっただけ!…元を正すと、サンプリングサンとかダブルオーとかも解散してて、それはとても悲しかったり寂しかったりしてね。せめてザ・ガールハントだけでも悲しいニュースは流したくないってところで。
植木:あははは(笑)。悪い奴だね、本当にね(笑)。
マスザワ:当時ね、色んな友達のバンドが解散してたし、こんな悲しい思いはしたくないし、皆さんにもさせたくないって思って。考えあぐねた結果だったのよ。で、当時我々ベスト出したんですよ。これでもう、一旦区切りをつけようって思ってたんです、実は。
植木:でもソロも始めたでしょ?HotCake?
マスザワ:HotCakeもやってたけど、それはガールハントやりながらやってたんで、それは別物かな。
●ああ、初期は平行してましたよね。
マスザワ:まあ、「ザ・ガールハントは解散も休止もしないです!」って宣言もして。
植木:あざといね!(笑)
マスザワ:あざとくねぇよ!
植木:あざとい!嫌われたくない努力が凄い!
矢野:うるせぇなお前(笑)。
マスザワ:でも、逆にスゲー怒られたよ。「いつまで待てば良いんですか?むしろ、解散してください」とか言われたりしたよ。
●お客さんから?
マスザワ:そうそう。とは言え、僕らはこういうスタンスでやろうって決めたんですよ。相当ワガママだとは思うんですけど。でね、今までにも何回かライブをやろうって話はあったんですよ。ヒサエさん(Vo.G.千葉)からライブやろうって話があったり、とか。でもそれこそあるメンバーの旅行が入った、とか。
全員:わははは(笑)。
マスザワ:(笑)まあ他にも色んな理由があって中々ライブ出来なくて、ここ最近ライブをやってよって話を沢山いただいて、ライナーも10周年なんで、その時に演ろうって。
植木:もう10年なんだ!
矢野:よく持ったな~。凄い。
全員:わはははは(笑)。
マスザワ:とりあえず、このタイミングでライブをやろうっていう話があって、久しぶりだから…勿論ワンマンっていう選択肢もあったけど、僕らの性格上、ワンマンでは無いだろうって。
矢野:うんうん。
マスザワ:なんか、みんなと演りたいよねって話になって、で、一回ガールハント会議っていうのが開かれるんですよ。会議という名の飲み会が。とりあえずワンマンは無いよねって。で、2マンも何かアレだし3マンくらいかなって言って、ダブルオーとサンサンになったんです。
矢野:あら。
植木:おー。
マスザワ:で、駄目だったら他のバンドか別案を考えようって言って。で見事OKいただいて3マンになりました。
●はい、という対談です(笑)。
植木:えっこれから本編?結構長めのプロローグだったね!
矢野:これで終わりみたいな感じだね(笑)。
●(笑)矢野さんと植木さん、オファー貰った時はどんな感じでしたか?
植木:複雑(笑)。
全員:ぎゃははははは!!(笑)
マスザワ:うそー!!
植木:やっぱりやってたんだ!って思って。再結成ってわけでもないし、歯切れの悪い気持ちではいましたね(笑)。
マスザワ:ようやくライブが入ったなってね。
矢野:でもさ、植木もそうだけど、俺らんとこもそうだけど、何かやり出してるじゃない?
マスザワ:そうだよね。
矢野:でしょ?
植木:さっき渡したCDも出したの一年前ですからね。それぐらいやってます。
矢野:あ、そんなにちゃんとやってるんだ。俺らも、去年とか一昨年くらいからやって、ワンマン、ワンマン、なんだりとかで。
植木:ワンマンはいっぱいやってるよね。
矢野:そうそう、東京と、京都でもやってて。だからこれみんな復活劇みたいな感じなんでしょ?
植木:いよいよ真打ち登場みたいなね!
マスザワ:我々は一応、復活じゃないですけどね…。
矢野:このメンツに全く、違和感もクソも無いし。
植木:無いよね! 対談部屋入ってきてこんなに自然かよ!って(笑)。何の緊張感も無くだらっとやるんだなって。
矢野:何の違和感も無いし、こいつらもやりだして、まあ、やります~?みたいな感じの(笑)。
植木:うひゃ~(笑)。
矢野:(笑)そういう流れになったんだなって、うん。
マスザワ:まあ、やっても良いかなって。
矢野:絶対だって解散も何とかもしないって言ってるけど、そんだけ空いたって事は誰もライブ入れようとしなかったって事じゃん。だから絶対やる気がなくなってたハズだし。これ4年ぶりとかでしょ?
マスザワ:うん、4年ぶりみたいですね。
矢野:結構4年くらいで皆やり出すんだよ。
マスザワ:オリンピック的なね(笑)。
矢野:4年くらいで皆まあ良いやって。
マスザワ:サンプリングサンは?
植木:あ、でも解散した月、俺らと一緒のハズだよ。
矢野:そうそう。2006年の7月、俺ら。
植木:俺ら6月だった。一ヶ月違いだった。あ、お宅も解散?奇遇ですね~みたいな(笑)。復活も同じだったでしょ?年。
矢野:いや、でもお前らの方が早かった。
植木:ちょい早くらい?早生まれみたいな感じになってるけど(笑)。
全員:(笑)。
植木:だから俺らと同じで学年が違うみたいな(笑)。だってバンドの結成もほぼ同じだったよ。皆同じじゃない?ガールハントはちょっと遅いか。
マスザワ:後だね、でも僕にはテルスターがあったからね。
植木:だから同級生みたいな感じだよね。
マスザワ:ダブルオーとテルスターとサンプリングサンは同じくらい?
矢野:そうだね。大体同じだね。
植木:ほぼ同期でしょ。CD出したのも一緒くらいじゃない?
マスザワ:テルスターは1999年の12月だよ。(初リリース)
植木:あ、嘘、俺らは2000年の10月。『終わりのテーマ』。(正確にはその前、OO TELESA表記時代にインディレーベル「Chocolate&Lemonade」より『Gee Pee Eye Deeeee!』リリース(廃盤)。なのでガチ同期と思われる。)
矢野:話がズレてるぞ。
植木:いや、このくらいが良いでしょ!
マスザワ:サンプリングサンはどのペースでやってるんですか?
矢野:ペースもクソも無いよ、だからもうスペシャルな時にしかやんない。
植木:特番みたいな。徳川埋蔵金掘りに行くぐらいのノリとか。
矢野:まあ、ハイ。
全員:ははは(笑)。
●矢野さん引かないで!ついていって!(笑)。
マスザワ:キャッチャー!どうしたよ!疲れてんのかよ!
植木:本当に捕んなくなったね!あんなにキャッチしてくれてたのにね。鈍ったね、腕ね。
矢野:いやいやいや、そんな事ない。大丈夫大丈夫(笑)。
マスザワ:いや本当にライナーの打上げで、植木と僕が矢野さんを囲んでずーっとこういうのやってましたよ。で矢野さんに付いたあだ名が「名キャッチャー」。
植木:無茶ブリを全部捕ってくれてさ(笑)。
矢野:しかも、あれの凄いのって、絶対こういうのって皆「外の眼」を意識してるんだよ。俺らのこのやり取りを見てくれよって。
マスザワ:あー周りにね(笑)。
植木:はいはいはい(笑)。
矢野:でも、当時の俺達はそんなの全然気にしてなかった!3人じゃないと全然分かんない!てか誰も見てなかった。
全員:ぎゃはははは(笑)。
矢野:あの当時話してたのって「北斗の拳のさ…」
植木・マスザワ:ギャハハハハハハハ(笑)。
マスザワ:やってたやってた!
植木:ワハハハハハ(笑)「俺まさかバットが△☆○~!!」
矢野:周りの人キョト~ンとしちゃってて。
植木:どんどん話外れていくんだけど、楽しいから筆を置けないのよ!ずっと書き続けちゃうの。
マスザワ:でもそれは、僕らじゃなくて矢野さんのキャッチャーが良すぎて、どんな球を投げても捕ってくれるから。あぁ、そうだそうだ、そんな事ばっかりやってた!今、はっきり思い出したもん!
矢野:そうそうそう。「ゴォ~」って。(拳を振り下ろす)
植木:ラオウの手がデカ過ぎ!(笑)。
~ 小学生男子のようなノリが続く ~
●わははは(笑)。
マスザワ:って、いうのをせっかくだから、僕らがライブ演るっていう時に、この雰囲気を伝えるようなイベントにしたかったんですよ。となると、呼びたいのはこの2バンドだったんです。ガールハント会議で、どんなバンド呼びたい?って話してね。とりあえずダブルオーは今やってるし、サンプリングサンはやってるかな?どうかな、僕たちと一緒にやってくれるかなぁ?って話を飲み屋でして。要するに楽しく出来るかなって。
●なるほど、同期の楽しさが。せっかくですしね。
マスザワ:ワンマンとかになっちゃうと打ち上げも淋しいし、ワイワイやれたらなって感じですかね。
植木:最終的にちょっと老体に鞭打った感じにね(笑)。
マスザワ:そうそう(笑)。
●あーそう言えば皆さん結構なお年になってしまったんですね。
植木:なりましたよ~。
矢野:なったよねー。
植木:ギター持って何十年だよ、って。
矢野:本当だよね。
植木:マス君変わんないよね~。
マスザワ:いや、白髪とかスッゴイ増えたよ。
植木:染めてらっしゃるんですか?
マスザワ:いや、染めてないよ…。逆に僕が染めてたら嫌でしょ。
植木:あはは(笑)もうこれ終わって良いんじゃないの?
マスザワ:ま、こんな感じで楽しくなると思います。お客さんもワンマンとかよりもある意味楽しみにしてくれてるんじゃないかなって。ニンヤリ出来る対バンになったんじゃないかなと思いますけどね。
植木:中々無いよね、解散してたからね(笑)。
矢野:皆1回終わってるからね。
マスザワ:ゾンビみたいにね。
植木:だってガルハン解散してないって聞いてビックリしたもんね。始めんのも楽だよね(笑)。
マスザワ:久しぶりにライブ決まりましたよー!なんつってね。
植木:ほんと1回解散あると大変だよね、なんかね。
矢野:大変。
植木:マス君本当、お客さんに感謝した方が良いと思うよ。俺がお客さんだったらマジギレするもん!
マスザワ:あはは(笑)感謝してるってば。まあバンドも10年選手とかになってきてて、
●いや、皆さん10何年選手とかですよ(笑)。
マスザワ:そうか、10何年もやってるのか。
植木:だから本当に音楽好きって言えるよね、そろそろ。結構大声で(笑)。
矢野:ははは(笑)。
植木:今やっとバンド楽しい!って言える気がして言ってるんだけど、何かね、解散の匂いがしなくなってるからね。
矢野:なるほど。
植木:前はさ、ビジネスにしたいとか、そういう事をずっと考えてたから。
マスザワ:確かに、その感じで頑張ってたので疲れたって僕もあるかも知れない。何とかしなきゃとか、お金もそうだけど、何かこのバンドで事を成さなきゃいけないみたいな。
植木:まだ残せるはずとか、変な責任感もってさ。
矢野:……。
●矢野さん、あくびしないで(笑)。
植木:良いんだよ、そういう話だから。
矢野:フフフ(笑)。
植木:それぐらいのスタンスが良いんだよ。
マスザワ:あははは(笑)。
矢野:だから、うん、そうだね。それで結構、4年くらいたって…
植木:(矢野を遮るように)これでライブもグダグダだったらほんとヤベーけど。
マスザワ:おいおい植木さ、矢野さんが喋ってんだからさ(笑)。
矢野:ほんとお前うるせえなぁ(笑)。
植木:ごめんごめん、本当楽しくなっちゃって(笑)。絡んじゃうんだよ。
マスザワ:話またそれちゃうけど、矢野さんさ、僕らはこんなにガンガン絡んでいくけど、他のバンドもこのくらい絡みます?矢野さんに。
矢野:えーとね、えーと…こんなに絡まないよね。
全員:ぎゃははははは(笑)。
矢野:こんなに絡まない!
植木:でもこんなに、その、矢野君が知ってる俺と普段の俺は違うからね。
矢野:違うのっ?超うぜぇヤツだよお前は。
植木:皆の前だからこんなに楽しくなっちゃってるだけで。
マスザワ:何の話でしたっけ?矢野さんが話し出したんですけど。
矢野:なんだっけ?…次いこう、次!
●えー(笑)。じゃあ、この3バンドで以前に対バンはあったんですか?
植木:意外と無いんだよ。Loftであった?無いか?
●第3世代の時とかは?(第3世代:2005年にバンドマン主導で立ち上げた音楽ムーブメント)
マスザワ:第3世代とかで枠組みには入ってたけど、この3マンでは無いか。意識的に分けてたどうかはわかんないけど。
●第3世代、も懐かしいですね。
マスザワ:そうだね。
植木:それも一応止めるも続けるも言ってないんですけど(笑)。
マスザワ:あれの方がもっと色々あったからね・・・。
矢野:あはは(笑)。
植木:もういいよ~ごめん(笑)。
矢野:でもこの3バンドでやった覚えは無いな。
マスザワ:でも打上げで話してるんだから一緒にやってるんだよね?絶対。
植木:それ俺もうダブルオーじゃないと思うんだよね。
マスザワ:あ、ソロの時か。
植木:そういう頃じゃないかな。サンサンとガッツリとか、ガルハンとガッツリはあったけど、この3バンドじゃ無かったと思うな。
矢野:Talk to Meの時もソロで一緒に回ってるもんね。で、お前がライナーに居て、っていうのもあったかもしんない。普通に。
マスザワ:あ、そうかも知れないですね。僕担当の日で、っていう。でもこの3人の並びの記憶あんだよなー。
植木:いつもライナーの打上げでさ~(笑)。
マスザワ:弾き語りとかでやってるのかも。結構やってるんだよ。
植木:多すぎてわかんなくなっちゃう。だから何も凄くないよねこの3バンド(笑)。
マスザワ:(笑)凄く無いし、ある意味凄いのが、今日会うのも久しぶりなのに全く違和感無く同じテンションで話し始められるっていうね。
植木:もう楽しくて(笑)。
矢野:(笑)。
マスザワ:肩肘張らずに、当日もこの感じが出せるイベントになればと思う。植木じゃないけど、本当に来てくれるお客さんには感謝してます。
矢野:ね。
マスザワ:その分恩返しと言うか、我々も楽しみにしてるけど、お客さんにもダブルオーもサンサンも見て楽しんでもらおうっていうのもありますね。
植木:これ読んだ人、本番楽しいだろうね。これぐらいのテンションで付き合ってんだなって分かれば。
マスザワ:おかげさまでソールドアウトもしましたしね。
●では最後にお一人ずつ、ライブの意気込みを。
植木:じゃあ一番若手の私から(笑)。多分、俺達の事を10年ぶりくらいに見たっていう人も居ると思うんですよ、正直。全員キャラクターがもう違ってると思うんですね、何周かして。でも今ありのままのダブルオーを演るから、イエスかノーか凄えハッキリすると思うからさ、スゲー楽しいライブするから、楽しんで欲しいと思います。よろしくお願いします!
矢野:ふはは(笑)スゲー普通(笑)。
マスザワ:あははは(笑)。
植木:もう俺こういう所は狙わないんだよ(笑)。普通だよ!
矢野:ドキドキしちゃったよ(笑)。あ、このイベントさ、凄い早いでしょ?18時スタートでしょ?超早い。
マスザワ:何でかって言うと、早く終われば地方から来てくれた人が帰れるんですよ。
矢野:ああ、終わりも早いんだね。
マスザワ:21時には終わる予定です。
矢野:あ、だから、俺らトップバッターだから、間違えないで欲しいんだよね。いつものイベントの感じと。だからメチャ早く来てください。17時半くらいに来てワクワクして欲しいです。19時に来られたら俺ら終わってるから。
●…矢野さん、時間の事以外には?(笑)
マスザワ:確かにね(笑)。
植木:意気込みが全く感じられない(笑)。
矢野:まあでもね、このイベントは特番だと思ったからね、俺らの中で。だってまだワンマンしか演ってないの、復活してからは。でも皆面白そうだから出ようって。
マスザワ:本当に出演OKしてくれてありがとうございます。でも僕、ゆういちさんには絶対そんなこと言わないけど。あの人とはそういう関係性なので。
植木:あははは(笑)。
マスザワ:そう言えばゆういちさん、会ってねぇな~。あの人も結構な名キャッチャーですからね。矢野さんとゆういちさんは僕らを受け止められる二大巨頭ですから。
植木:うん。だって何にも関係ない、「肉まんだろ~!」とか言っても返してくれるからね。
矢野:「肉まんだろ~!」って(笑)。
マスザワ:エセ関西弁で返してくれる(笑)。
●(笑)よく分からないけど、サンサンに面倒見てもらってたわけですね。
マスザワ:そうそう。ゆういちさんと矢野さんは年上だし先輩ですからね。
矢野:そうね。僕らのバンドはバンドなりに楽しみにしております。
マスザワ:特番が更にギュッとなってるから、更にベストヒットが出てくるって考えれば。
植木:うんうん。
矢野:…ん?どゆこと?
マスザワ:おい、じじい!
植木:(笑)ここまで熱く言ってくれてんのに!もうじじいだよ(笑)。
マスザワ:だから、ワンマンよりも、持ち時間が短いから、より、ベストヒットなセットリストになるんでしょ?って。
●より濃い時間に。
矢野:ああ!そういう事か。そうですね、考えてますよ、その辺は。
マスザワ:これでふた開けたら全部ゆういちさんの曲だったらグーで殴りますよ。おいおい矢野さんが歌わねェよ!って。
矢野:大丈夫大丈夫(笑)。演ります。
●じゃあホストバンドのマスザワさん、シメを。
マスザワ:我々新曲を演ろうと思ってて。まだ出来て無いんですけどね、実は。せっかくだからやりたいと思っています。今の僕らがどんな気持ちで新曲を作れるのかを是非やってみたくて。で、ガールハントのキモみたいな所で僕とひさえさんの「共作曲」っていうのがあるんですよ。それをやろうって今作ってるので、僕らは今までの曲も新曲も演るつもりなんで。是非楽しみにしていただければと思うのと、当日は早く来なくて良いです!僕ら20時くらいから出演なので!
植木:あはは(笑)。
矢野:なら呼ぶなバカ!ワンマンやれバカ!
マスザワ:あはは(笑)。最初から最後まで楽しめますので、是非。多分3バンドとも好きな人が来てくれると思うんでね、ブランクがある我々にハッパをかけていただければ。よろしくお願いします!いやぁ楽しみだ!
●はい、ありがとうございました。

(文・写真:朝倉文江)

■この対談企画の元となったライブ『ガールハントグランプリ』はソールドアウトしました。
各バンドの情報は公式HPにて!
ザ・ガールハント http://tghband.tumblr.com/
サンプリングサン http://frypan.net/sunplingsun/
ダブルオー・テレサ http://www.oo-telesa.com/