COLUMN[2013.10.15]
わたくしごとですが
Vol.4 ゴールデン街探訪~マチュカ・バー~
ゴールデン街は何かに特化したお店が多い。
音楽だったり、映画だったり。文化の香りが漂う街である。

その反面、一見普通のお店でも名店はいくつもある。そんなお店に色んなおもしろい人達が集ったりするものなのだ。

そんなワケで今回は私が働いているお店『マチュカ・バー』のご紹介。
一見、普通のバーです。あくまでも一見。

お店が1階ということもあって初見の方でも入りやすい店構え。
カウンターも入口から正面にあるので外からお店の雰囲気が丸わかりなのもゴールデン街ビギナーズにとってはとてもやさしい。

お店に入るとまず目を引くのはウィスキーのボトルの数。
ゴールデン街のお店でこれだけウィスキーが多いお店も珍しいと思う。
働き始めたころ、ウィスキーの種類なんてまともに知らなかったので(もちろんほとんど飲んだこともない)お客さんに色々教えてもらったな。

こういうお店って渋いおじ様達しかこないイメージなんだけど、客層は大学生から年配の方まで様々で、学生に『ラガブーリン、ロックで』なんて頼まれると先が楽しみ、と思って胸がきゅんとしてしまう。居酒屋メニューにないお酒がちゃんと頼める若者ってステキよね。

入口の看板。ちなみに東陽片岡原画展は9月末で終了しております。次回に期待。
展示会や1日店長シリーズも好評で、今まで参加していただいた方達を軽く紹介すると、黄啓傑(ex BLACK BOTTOM BRASS BAND、ブルームーンカルテット etc )、東陽片岡(漫画家)、中原昌也(作家、Hair Stylistics)、柏原晋平(画家)、能町みね子(作家)、オカモト"MOBY"タクヤ(SCOOBIE DO)牧野竜太郎(jazzシンガー)など。他にも色んな方達にご協力いただき不定期で開催。 ほんの一部だけ紹介しましたが、昔の愛読本ガロでお馴染みの東陽先生やex暴力温泉芸者の中原さんに出会うとは思ってもなかったので、人生っておもしろい。
オーナーの麻知子さん。一回説教されてみるといいでしょう。元気がもらえるのであなたもリピーターになること間違いなし!
こうやって、おもしろい人達が集うのも、オーナーの麻知子さんの魅力なんでしょうね。 麻知子さんは現在大阪在住。月の半分ぐらいお店に立ち、残り半分は地元大阪で生活。 彼女がお店に立つときはオープン時間もまちまちなので、ふらっと立ち寄って出会えたら本当にラッキー。(運だめしでぜひ) カメラマンでもある彼女がネコの写真を撮ろうとしてゴールデン街に迷い込んだのが、 そもそもの始まりとか。そうじゃないとか。(ゴールデン街都市伝説) お魚くわえたドラ猫追っかけて迷い込んでみるとステキなお店との出会いがあるかもしれないね♪(サザエさんっぽく) 余談だけど、先日初見のお客さんにいきなり割礼の話されて思わずニンマリ。私の曜日にはどうやらそういうお客さんが集まるらしい…。(土曜日!大歓迎!)
「マチュカ」とはハンガリー語でネコという意味。この看板が目印です。
『マチュカ・バー』 OPEN 21:00~翌4:00ぐらい(麻知子さん登板の日は22時ぐらいにオープン予定) チャージ:¥1000 ウィスキー:¥800~ ビール:¥800~ 他にもリキュール、ブランデー、色々あります。 定休日:日曜日 住所:新宿区歌舞伎町1-1-6 1階(新宿ゴールデン街・花園五番街中ほど)
NORICO
6月16日生まれ 双子座 A型 宿曜占術では胃宿、算命学では山

新宿ゴールデン街、五番街にある『マチュカ・バー』土曜日に登板。左投げ左打ち。バンドの物販をお手伝いしたり、昼間働いてみたり。好きな言葉は『音楽は、いつでもそばにある奇跡』。プロフィール写真は作家でもあり、ミュージシャンでもある中原昌也さんが作って下さいました。

・理想の男性
ウディ・アレン
エルヴィス・コステロ
安部公房
(ナイスメガネ御三家)

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