COLUMN[2014.03.08]
パッションがそんなに持続するわけないだろ(仮)
Vol.1 『2014年1~2月定期報告』
弊サイト、TOTEで色々やっているタカクワです。
コラムを誰にお願いしようか…とずっと考えていましたが、とりあえず自分で書くのが一番早いだろうということで、コラムというか日記的なものを始めます。

一か月の間に行った全てのライブ日程を書き出して、なるべくたんたんと、短めのコメントをつけていこうと思います。これを書いている今は、もう2月が終わるところなので、初回は二か月分更新。アーティスト名やライブハウス名にはできるだけリンクをはってますので、気になったらリンク先をみてみてください。写真がポップアップするものもあります。
なお、すべて敬称略とさせていただきます。ご了承くださいませ。

あと、タイトルは仮です。どういうことなの?と思った方は、こちらの動画をご覧ください。
何かいいタイトルないですかね…?



2014年1月 12回 1/ 5(日)「グの二階」伴瀬朝彦旧グッゲンハイム邸2階) 兵庫県は塩屋まで18切符で行って帰ってきた。グ邸二階から、海へ沈む夕陽をバックに歌う伴瀬朝彦と、大衆居酒屋感あふれるSSK軒のふとっぱらなおもてなしに酔いどれた。これ以上なくよいライブ初め。 1/ 9(木)「Dead Montano」発売記念ライブ Alfred Beach Sandal渋谷WWW まごうことなき純然たるワンマンライブ。満足、堪能、ため息、興奮。大きな会場だが、個人的には、視野が少し狭まって、小さな画面を覗き込んで映画を観てるような気分になる瞬間も。沢山人がいるけど、独りになれるような。来場特典も超充実で涙。 1/11(土)「マン・ツー・マン vol.3」野田薫吉田悠樹神保町試聴室 野田薫によるガチンコツーマン企画。組み合わせの妙や最後の二人の共演など、見どころしかない良企画。この日も意外なカバーなども飛び出し、良い夜だった。今後も「マン・ツー・マン」是非チェックを。 1/12(日)「新春プチばんせ」伴瀬朝彦吉祥寺 珈琲petit 珈琲の店プチというなかなかな雰囲気の喫茶店でのこじんまりとしたワンマンライブ。ガットギターとアコースティックギターの響きの違い、歌の明度彩度やコントラストも変わるような感じが味わい深く。4/2発売のソロアルバムが待ち遠しい。 1/18(土)「森で爪研ぐホライズン」ホライズン山下宅配便森は生きている三軒茶屋グレープフルーツムーン 2014年午年のホライズン初ライブ、オーボエ町田大庸を加えた室内楽編成(ドラム倉林はチェロも担当)。楽曲、演奏、歌にクローズアップする。穏やかながら、爪痕を残したのでは。森も熱いライブだった。 1/22(水)「新曲の部屋 vol.1黒岡まさひろ、ワトソン(阿佐ヶ谷Roji 「新しい曲ができていくプロセスを、黒岡まさひろが毎月色々なゲストと共に分析。」というマンスリー企画。どついたるねんよりワトソンを迎えて、新曲『まじかるみすてりー☆』が完成。毎回予測不能なので是非実際に観てほしい。 1/23(木)Alfred Beach Sandal渋谷タワレコ 明るい店内でのインストアということで、ワンマンライブとはうってかわって緊張した様子(に見えた)。糞音源集(10代に作った音源を集めたアルバム購入特典)が店内で流れる中で人がどんどん集まってくる悪夢感が素敵だった。 1/25(土)「Ship Scrap Show」cero渋谷AX アンコールまで含めて完璧にひとつのものだった。物語が完結、ではなくて、一冊読み終わって本を閉じて、続刊のことを考える感じ。知ってるエピソードも書き直され順序を並べ替えれば全く違う物語。照明、映像も素晴らしく。 1/26(日)「スキマミュージック~2013年忘れ&2014謹賀新年ワンマンツアー~」キセル恵比寿LIQUIDROOM キセルのライブは、観るたびにゆるさの仮面をかぶった切れ味の鋭さに圧倒される。私のラストAXは1/25のceroになりそうだ…と思った矢先の5月のキセルワンマンもうれしい知らせ。今年はアルバム出るかしら。 1/27(月)Alfred Beach SandalHara Kazutoshi、川辺素(南池袋ミュージックオルグ トークショー&弾き語り。ビーサンの弾き語り淡々としかし迫力もあり。Haraの弾き語りは久々で、とてもグッときた。今年こそはアルバムを…!川辺の、ミツメでないアクトしか観たことない状態をなんとなくもう少し続けたい。 1/29(水)「シャムキャッツ ワンマンツアー 2014「GO」with 玉田伸太郎(VJ)」シャムキャッツ代官山UNIT 『MODELS』を聴いて想像していたものは、残像だった!みたいな気分になったが、そこからさらに色んなものを見せられて、新譜が凄そう!という以外はさっぱりわからなくなった。シャムキャッツ、素晴らしかった。 1/31(金)「Banana Games発売記念ワンマン」藤井洋平渋谷ラストワルツ 去年何度か藤井洋平&TVSCOTのライブを観ていたが、今日のライブは桁外れにすごかった。バンドのメンバーが素晴らしいのも勿論だが、藤井がイってた。ゲストcero荒内のキーボードプレイも最高に熱かった!刺激的だが優しさのようなものを感じるワンマン。
2014年2月 10回 2/ 1(土)~2(日)「ライブインハトヤ」(ハトヤホテル このライブの情報を観た時から、参加せねばならない!と意気込んでいた。能動的大人の修学旅行、こんなに楽しいとは…。ライブ以外では、午前3時までやった卓球が一番の思い出。 2/11(火)「cooking song vol.0」高橋保行伴瀬朝彦荻窪velvetsun 高橋保行と伴瀬朝彦、単なるデュオともまた違い、音や言葉にならない空気、やりとり、関係性などが場に満ちていた。緊張感と同時に素な感じも出てしまう、その間柄にこそグッとくる。 2/14(金)「6月のパルティータレコ発ワンマンライヴ東京編」あだち麗三郎大久保SpaceDo! 大雪の中ホワイトパルティータに集まった夜、ある種の共犯感を感じたりもした。自由さと凄味と迎え入れる感じと突き放される感じの同居。 2/16(日)「休日のリサイタル~ポニーのヒサミツ レコ発~」ポニーのヒサミツHara Kazutoshi森は生きている南池袋ミュージックオルグ 2013年発売の「休日のレコード」レコ発ライブ。音源は聴いていたが、ライブ初見だったポニーのヒサミツ、ショックをうけるくらいに、よかった!やはり生で観ないことにはわからないことが多い。 2/19(水)「新曲の部屋 vol.2黒岡まさひろ柴田聡子阿佐ヶ谷Roji 黒岡が柴田をリードしていくかに見えたが、最後には逆に柴田がひっぱっていく感じに。さすが。『かまくら~お前が憎い~』という曲が誕生。いつ終わるか見えないが途中退場自由なので怖がらずに是非とも。毎回伝説しか生まれない。 2/22(土)「Shibata Manabu presents 『シルヴェスタ2』」yojikとwanda、Shibata Manabu、HAPPLE南池袋ミュージックオルグ yojikとwandaは、wandaのエレキギター(エレキは初見)に痺れ、HAPPLEでは斉藤のシンセベースに心踊らされ。笑ったり泣いたり。この日はどちらも新曲を披露、それがまた良かったのが嬉しい! 2/24(月)「暖炉のある部屋」惑星のかぞえかた、Yusuke Date(青山CAY 惑星のかぞえかたの2/19発売の新譜『朝を待つ』がとにかく素晴らしく(必聴)、久しぶりにライブへ。アルバムの曲順+カバー曲というライブ、どうどうたる凛とした美しさに沈んでいく夜だった。 2/25(火)「Countdown to 37 ~37,I'm on the way!!~アンプラグドDAY」下北沢シェルター フィリポはこの5DAYSで脱退。普段ならやらないような歌をじっくりきかせるセットリストで緊張感もあり、丁寧で濃厚な夜。最後に「僕らはもう離れ離れさ」と指差しあい笑うフィリポと須藤を観て笑顔で涙が。 2/26(水)「Countdown to 37 ~37,I'm on the way!!~インディーズDAY」下北沢シェルター 2003~2005年に作った曲中心のセットリスト。振り返ることを力強く肯定しながらも、まっすぐ前を照らすようなフィリポの明るい『無題』のモノローグを聴きながら、やっぱり涙が出てしまう。フィリポ、ありがとう! 2/28(金)倉林哲也むシズ(進藤ナホトカ奈穂子 + 生井達也)、酒井己詳八丁堀七針 酒井己詳、噂には聞いてたけど、良い!今後気にしていきたい。むシズのフランスファッション研究、とても興味深かった。倉林哲也、ルーパーも使わないチェロ一本の弾き語り。新曲もあり。すごくシンプルで芯に迫ったライブ
タカクワユキコ
web系仕事をしながら、ライター的な事もしたりしなかったりする毎日。食べたり聴いたり集めたりでかけたりしながらTOTE運営中。
プロフィール画像はジョセフ・アルフ・ポルカのてんしんくんによる似顔絵。
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